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なると金時で「なにわ料理」
ラジオでは「なにわ料理」の話をしました。
「なにわ料理」とは、生粋の大阪人である祖母、母から受け継いだ大阪馴染みの味。
・肥沃な大地で育つ野菜
・瀬戸内海に面した大阪湾であがる新鮮なお魚
・北海道からやってくる昆布がベースのおだし
この3つの食材を基本とした、淡くもなく濃くもなく奥深い味わいのある料理です。
教室で教えているのは、その大阪の味をベースに時流に合わせたお料理を教えております。
例えば10月の料理教室でお教えしました
なると金時と秋野菜のお味噌汁
徳島特産の「なると金時」を使うのになぜ「なにわ料理」なのでしょうか。
大阪ではサツマイモといえば「なると金時」、関東では「ベニアズマ」という品種が一般的です。
使ったお野菜はサツマイモ以外に、大阪産・甘長グリーン、玉ねぎ、ニンジン。甘長グリーンは万願寺とうがらしの仲間です。万願寺とうがらしは夏の京都の風物詩ですが、大阪では秋に収穫されます。
だしは、昆布とかつお節=1:1。京都では昆布:かつお節=3:7でだしをとります。
大阪馴染みの「なると金時」、大阪特産「甘長グリーン」、昆布が効いた「あわせだし」、この3つがそろい、相乗効果を生み出し、絶品の「なにわ料理」のお味噌汁、となります。
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