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七草粥で邪気払い
今日は人日の節句。
刻んだ七草を五分粥に入れ、
寒中、芽を伸ばす植物を体に取り込むことで邪気を払い、万病を防ぐ占いとして食べたと言われています。おせち料理で疲れた胃をいたわり、野菜不足を補うためという効果の方が知られています。種類は、
せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな(大根)・すずしろ(蕪)
都市部に住む私にはありがたく、今はこのようにパックされたものを小売店で手に入れることができますが、実は地方によって食材が若干変わることがあるそうです。
七草はお米と関係が深く、すずな・すずしろ以外は田んぼの畦に生える雑草です。すずな・すずしろは雑草ではなく、古事記に登場するくらい昔から食用植物として育てられて来た野菜です。寒さに耐え忍んで生えている草を取って、自分が育てている大根とカブの間引き菜が手元にあるし、それも入れて、心身を癒すお粥をみんなで作って食べよう、となったのではないかと思います。
大根もカブも、でんぷんを分解する酵素「アミラーゼ」を含んでおり、食物の消化を助け、胸やけや胃もたれを防ぐチカラがあります。同じく酵素であるオキシダーゼも含み、これは解毒作用にすぐれた成分です。疲れた胃を労るのにも最適なのもあって、受け入れられたのでしょうね。
せりは2月から出回る香りが高いお野菜。独特の香りとシャキシャキした歯触りが何とも美味しいですよね。私は焼き肉に添えて食べるのが大好きです。この時期だと若葉なので、香りもまだ穏やかでした。せりの香り成分はミリスチン・カンフェン。保温効果があり、冷え性を改善する働きや血栓の予防、肝機能を強化するのに役立つと言われています。
旬を追いかけて楽しめるのも、料理の楽しさです!今年はおせちも大好評でしたし、とてもいい新年の幕開けになっています。
明日には見切り品の七草が小売り店で並んでいませんように。
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