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ピーマン丸ごとレシピ、急増中!
最近「手軽」「簡単」「時短」
がキーワードのレシピが流行っているせいか、
ピーマンを切らずに、種も取らずに食べるレシピをよく見かけます。
しかし!
それは単に面倒臭さから生まれた仕方のないことではなく、
美味しいし、
栄養学観点から見ても、素晴らしいことだからです。
実は私、大学生の時から、ピーマンを丸ごと焼いてお弁当のおかずに入れていました。
理由は
・かなり楽な作り方
・ヘタもタネもワタも食べられるから
です。
関西人だと、万願寺唐辛子を丸ごと焼いて食べたりするので
ピーマンでも食べられるよね?
と思ったのがことの発端です。
私が大学生当時は、ピーマンを丸ごと食べるレシピはほとんど見かけなかったのに、今や当たり前になっています!!!
よかったら、大手の料理雑誌をみてくださいね。
さて、今日は
ピーマンのワタとタネとヘタって食べていいの?
についてお話しします。
ピーマンには独特の
・渋み成分「クエルシトリン」
→脂肪細胞の脂肪蓄積を抑制する、高血圧抑制、抗うつ作用、血中中性脂肪の上昇抑制、血流改善、関節炎予防効果などの効果
・香り成分「ピラジン」
→血栓や脳梗塞、心筋梗塞の予防、薄毛予防、美肌効果
があります。この2つが合わさることで、特有の苦味を感じるのですが、この両者はワタとタネに多く含まれています。
結論!
ピーマンのワタとタネ、食べて正解!
では
ヘタとタネとワタは捨てずに食べるとして、
ピーマンは切って調理するのはどうでしょうか?
実は、
ピーマンの豊富なビタミンCやミネラルは、切って調理すると1/3近くも流れ出てしまいます。
切ると細胞が傷つき、ビタミンやミネラルが酸化し、流出しやすくなります。
青椒肉絲やじゃこピーマンなど、千切りピーマンだからこそ美味しい料理はたくさんありますが、
それは、その従来の美味しさをしっかり楽しむ作り方をしつつも、
調理方法を変えて、新しい食べ方を見つけるのもいいと思います^ ^
例えば、こんなレシピはどうですか?
こちらは、レシピページで紹介している
ピーマンと重ね豚の黒酢あんかけ です。
肉と一緒に切ったピーマンを炒めると、どんどんピーマンから栄養成分が逃げるので、
ピーマンを丸ごとグリルで焼いて、縦半分に切る
そして、器に盛って、フライパンで焼いた肉と合わせています。
ピーマンを丸ごとフライパンで焼くのも油をたくさん使い、時間もかかります。
だからこそ、グリルが大活躍します。
↑のレシピを参考に、ピーマンレシピのバリエーションを広げてみてください♪
残念ながら、パプリカのタネとヘタは硬くて消化しずらいので、捨てましょう。
ピーマンの旬は8月まで!
真夏の天然のサプリメントをしっかり摂ることが、続く秋の過ごし方に大きく関わります。
タネもワタもヘタも食べられるピーマン。
まずは丸ごと焼いて、おかか醤油で食べることから始めてみてください。
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