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旬真っ盛り!いわゆる”普通のなす”ってどんな茄子?
こんにちは。
やさい料理研究家の大畑ちつるです。
まさに今、大阪では特産のお茄子
の旬の盛りが始まります!
大阪では普通のなす、いわゆる「千両なす」という品種は、「大阪なす」という名前でブランド化されています^ ^
ブランド化するほど、大切に育てられ、味も上品です。
今日は大阪で愛されている普通なす→大阪なす
について、ご紹介します。
■ 大阪なすの産地と姿形の特徴
■産地■
大阪の南河内地域
(富田林市、河内長野市、松原市、羽曳野市、藤井寺市、大阪狭山市、太子町、河南町、千早赤阪村の6市2町1村)
が主産地です。
■姿形の特徴■
いわゆる「千両なす」とも呼ばれる普通のなすで、小なす、中長なす、長なすのうち、「中長なす」に分類されます。
長ナスと千両ナスのちがいはこちら>>
岡山や高知で作られる千両なすと比べて、
・色鮮やか
・大きい(約1.5倍)
・水々しい(握ると水分が滲み出るほど)
という特徴があります。
大阪で育てる野菜はなぜかみずみずしくなるという特徴があり、どんな料理に仕立てても、じゅわっと滲み出る水分には甘さと野菜本来の旨味があります。
普通よりも大きい、というと、水分を吸いすぎて膨れているだけ、というイメージがありますが、
すみずみまでしっかり味があります。
焼きなすにして、
素麺と合わせて、めんつゆをかければ、この存在感!
肉が添えてなくても、満足に満腹になります。
■ 断トツでおすすめの大阪なす(普通なす, 千両なす)
長茄子より実が多くて、皮が薄いので、断トツで
焼きなす
にするのがオススメです。
皮目に切り込みを入れ、グリルで真っ黒になるまで焼くだけ。
熱いうちに
皮をむき、器に盛り付けます。
食べやすい大きさに切り、半分ずつ銘々のお椀に盛り付けて、
ヘタを添えると、こんなにお上品になります。
まずは
・だしじょうゆがけ
・しょうが醤油
どちらかで食べてみてください。
■ 焼きなすの美味しい食べ方
前出のそうめんと合わせてめんつゆとおろし生姜を合わせる
のもいいですし、
めんつゆorだしじょうゆとおぼろ昆布
めんつゆorだしじょうゆと とろろ
がおすすめです。
おぼろも、とろろも、とろっとした食感で、焼いてとろっとした食感になる焼きなすと相性がいいです。
これからますます美味しくなる大阪なす
ぜひ積極的に買って、味わい尽くしてくださいね。
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