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20代で「脂肪肝」増加中?お酒を飲まない人も気をつけて!今から始める「肝臓」ケア
甘くて美味しい生活には、実は見えない罠が潜んでいます。
「まだ若いから大丈夫」 「肝臓なんて、お酒を飲む人だけが気にすればいい」
こう思っている方も多いかもしれませんが、実は今、20代女性の間で脂肪肝がじわじわと増えているのです。さらに、急激な体重減少も脂肪肝を引き起こし、悪化させる原因となることが知られています。
甘いスイーツや楽しい外食、繰り返しのダイエット…知らない間に肝臓に負担をかけている可能性があります。
目の前の食事をただただ楽しんでいるだけ、
私もワインを飲んだり、食べることは大好き。
ただ無知のまま、幸せな食生活を探しているとなってしまうかも・・・そんな脂肪肝がもたらす怖いリスクについて、ぜひ知ってください。
最後に肝臓をいたわる、脂肪肝予防&撃退レシピをご紹介しますので、お楽しみに。
肝臓は、私たちの体内で最大の臓器であり、代謝、解毒、栄養の貯蔵など、500以上の役割を果たしています。昼夜問わず休むことなく働く「沈黙の臓器」であり、そのため異常が発生しても痛みなどの自覚症状が出にくいのが特徴です。
あの美味しいレバーは肝臓です。ご存知でしたか?
脂肪肝は、肝臓に脂肪が異常に蓄積された状態を指し、最近では一般的な健康診断でも指摘されることが多くなっています。
しかし、放置すると
脂肪肝は深刻な健康リスクを引き起こす可能性があります。脂肪肝が進行すると、肝硬変や肝臓がんといった重篤な病気に繋がる危険性があるのです。
従来、脂肪肝は飲酒量に基づいて「アルコール性脂肪肝」と「非アルコール性脂肪肝(NAFLD)」に分類されていました。
しかし、NAFLDの中にも進行が早く、重篤化するリスクが高いケースがあります。こうしたリスクの高い脂肪肝を特定するために、2020年に提唱されたのが「MAFLD(メタボリック脂肪肝)」です。
MAFLDは、脂肪肝に加えて「代謝異常」が見られる場合に診断される新しい概念です。具体的には、肥満や2型糖尿病、または2つ以上の代謝異常が合併している場合にMAFLDと診断されます。この診断は、早期発見が重要であり、早期に対策を講じることでさらなる悪化を防ぐことができます。
脂肪肝のリスクは、性別や年齢によっても異なります。男性は30代から肝機能の低下が見られ始め、放置すると数十年を経て病気が進行する可能性があります。
一方、女性は閉経後にホルモンバランスの変化により太りやすくなり、脂肪肝のリスクが増加します。また、肝臓の線維化は、男性よりも女性のほうが早く進行する傾向があります。
「脂肪肝」の予防&改善
脂肪肝を予防・改善するためには、食生活の見直しが不可欠です。特に、脂質や糖質、塩分の過剰摂取を控えることが重要です。
甘いものはたまにの楽しみです。
日常の食卓では、エネルギー控えめでありながら満足感のある献立や、野菜を豊富に取り入れたヘルシーなおつまみを意識することが、脂肪肝の改善に繋がります。
こんにゃく&豆腐&乾物フル活用の「やさい料理マスター講座」で学べる献立。
○○○○がとっても豊富で、脂肪肝予防にぴったりです。
脂肪肝を予防・改善するためには、食生活の見直しが不可欠。
特に、脂質や糖質、塩分の過剰摂取を控えることが重要です。日常の食卓では、エネルギー控えめでありながら満足感のある献立や、野菜を豊富に取り入れたヘルシーなおつまみを意識することが、脂肪肝の改善に繋がります。
この記事を読んで、思い立ったらすぐ行動してみましょう!
脂肪肝は、早期に対策を講じることで改善や予防が可能です。具体的には、食生活の見直しがカギとなります。
1. 食物繊維
食物繊維は脂肪の吸収を抑え、肝臓の負担を軽減します。
おすすめ食品: ほうれん草、キャベツ、ブロッコリー、豆類(大豆、ひよこ豆)、全粒穀物(オートミール、玄米、全粒粉)
やっぱり野菜をたっぷり食べるが一番!
2. 抗酸化物質
抗酸化物質は肝臓の健康をサポートし、脂肪肝の進行を防ぐのに役立ちます。
おすすめ食品: トマト、ベリー類(ブルーベリー、ストロベリー)、アボカド、ニンジン、ピーマン
3. オメガ-3脂肪酸
オメガ-3脂肪酸は肝臓の脂肪の蓄積を抑える働きがあります。
おすすめ食品: サーモン、マグロ、亜麻仁油、チアシード
お酒を嗜むなら、前菜には魚のカルパッチョやお刺身がオススメ。
ソースに亜麻仁油を使うとさらによし◎
4. 低GI食品
血糖値を急激に上げないため、脂肪の蓄積を抑える助けになります。
おすすめ食品: 豆類(大豆製品含む)、玄米、里芋、ほうれん草、ブロッコリー、カリフラワー、ズッキーニ、ナス、ピーマン、トマトなど野菜全般
芋の中でも「海老芋」「里芋」はおすすめ
5. 良質なタンパク質
肝臓の修復をサポートし、筋肉を維持するために重要です。
おすすめ食品: 鶏むね肉、豆腐、卵白、魚(特に脂肪の少ない種類)、豚ロース、豚モモ肉
豚肉で玉ねぎを巻いて蒸し焼きに。野菜も良質なタンパク質も一緒にとれてお得。
日常の食卓でこれらを意識して取り入れることで、脂肪肝の予防と改善に繋がります。
では具体的に、季節に合わせてどんな野菜や食材を選び、どんな調理法がより効果的なのか迷われることもあるかもしれません。
そんな方におすすめなのが「やさい料理マスター講座」です。
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やさい料理研究家・大畑ちつる
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