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8月のとある日。スーパーに行ったら、びっくり！


お米が棚から消えていました。最近(2024年8月20日現在)、全国的にお米が品薄になっています。

私は以前から「炭水化物制限ダイエット」に警笛を鳴らしていました。米は絶対に食べるべきです。

痩せたい、体を大きくしたいなど、体重をマネジメントする際は「米を食べる」を前提として食事を考えるべきとおすすめしています。

日本人がお米を食べ始めたのは、約2,000年前の弥生時代からと言われています。稲作が中国や朝鮮半島から伝わり、日本各地で栽培が広まりました。お米はその後、日本人の主食として定着しました。

神事にもお米は深く関わっています。

お米は日本の神道において、神聖な存在とされており、神事や祭りの中で重要な役割を果たします。

例えば、神社で行われる「お供え」や「お神酒」には、お米が使われることが多いです。



また、稲作の豊穣を祈願する「稲荷祭り」や「新嘗祭」などでは、収穫したお米を神前に捧げて、神々への感謝の意を表します。お米は命の源として、大切にされています。

そんな大切な日本の宝である「米」をないがしろにする食生活は、いつか罰が当たる、そう口酸っぱく生徒さんに伝えていました。


お米を食べることを制限する人が増え、「米が余っている」という認識が日本中に広がり、「お米高騰」を引き起こしているのだと感じています。


先日(2024年6月末)、スーパーに行ったら、


アメリカ産のお米を見かけて、今年はお米が不作なのかな？？と心配になっていたところでした。

どうやら昨年の猛暑の影響で生産量が減った上に、訪日観光客が増えて需要も高まっているそうです。そのせいで8月になったら、各地のスーパーではお米が売り切れたり、買える量が制限されているとか。最近まで「お米が余っている」って話が多かったのに、今は逆に品薄になるなんてまさに寝耳に水。



今年の元旦の輪島の地震を始め、今年は震度5以上の地震が多発していますよね。南海トラフ地震への備えとしてお米の買いだめが進んでいることも影響しているようです。

さらに、日本海側の米どころでは、高温障害が原因で供給が減少しています。



新米の価格も大幅に上昇しています。宮崎県産の早場米は、卸業者間で前年より約4割高い価格で取引されています。店頭価格も前年の約2倍にまで上昇しています。

これから出回る新米も、高値が予想されており、お米を取り巻く環境が厳しくなってきています。



お米は自然の恵みであり、天候や天災に影響を受けやすいものです。

こうした状況で慌てずに、米以外の主食でも美味しい食卓を作れることが大切です。

そして、こういう時こそ焦らずに他の主食も楽しむチャンスだと捉えて、そうめんやうどんを始め、


じゃがいもや長芋を使った野菜料理にチャレンンジするのはいかがでしょうか。

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お米が主役の食卓はもちろんのこと、そうめんのある食卓や、ジャガイモ、サツマイモ、里芋など芋料理のバリエーションも取り揃えています。美味しいと健康が両立した食卓を作りたい方にぜひオススメです。

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やさい料理研究家・大畑ちつる
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