レシピ
万葉集に出てくるほど、
日本で昔から愛でられている春の山菜「わらび」
ゆでると、ぬるっとした味わいが人気の理由です。
日本全国に自生しているシダ植物の仲間です。
ふきのとう、アスパラガスや筍など、春の野菜のほとんどが、葉が開く前の若芽の部分を食用としていただきますが、ワラビも同じくそうなんです。
九州では3月中旬から、関西では4月中旬から5月初めまで、東北では6月初旬頃からが旬です。
春の野菜はアクが強いものが多く、ワラビはアク抜きをして、いただきます。
生では絶対食べられませんので、ご注意ください。
今回はワラビのアク抜き方法をご紹介します。
1日目に茹でて、2日目に水洗いして使います。
手に入れた即日食べられる訳ではありません!!!
(↑重要です↑)
■材料(作りやすい分量)■
ワラビ 1束(150〜200g),
水 1L, 重曹 小さじ1
■作り方■
1日目
ワラビは下1cmを切り落とす。家にある直径が一番大きいフライパンにワラビそのまま入るか確認する。
もし小さい鍋やフライパンしかなければ、半分に切る。
(ワラビをフライパンから取り出して)
フライパンにたっぷりの湯を沸かす。火を消して、重曹を入れる。入れた瞬間に一気に泡がたつ。
すぐにワラビを浸す。
そのまま一晩置く。
ここがめちゃくちゃ重要です。
すぐに料理できません。
2日目
写真のように黒くなる。
流水でしっかり洗う。
あくを抜いて流水洗いした後のわらびは、茹でる必要はありません。味付けをしてお召し上がりください。
おすすめレシピ→
すぐに使わない場合は
たっぷりの水に浸して冷蔵保存。
「あく抜きが上手く出来たかどうか」はどう判断する?
1番の目安になるのが味。
食べてみて、ザクっとしてぬめり、粘りが出ていて、アクを感じなければ成功しています。
1口食べることに抵抗がある方は、根元を切ってみて、「ぬめり」「ねばり」があるかどうかみてください。
上手く下処理が出来たわらびは、切り口がトロッとぬめってネバネバしています。
スーパーの食品売り場で売られている「水煮わらび」は柔らかすぎて、わらび本来の食感とは程遠いものです。
旬の時期(4〜5月)に手に入れて、自分で茹でたものは格別。
春だからこそ必要な栄養を、春の食材を食べて摂って、夏向けの体を作っていきましょう^ ^
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野菜を主役に季節をめぐる365日の幸せな食卓
野菜づくしの普段のおかず
『なにわのおばんざい』をお教えしています。
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