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調理時間 15分

3月の初めは、大地が温まり冬眠をしていた虫が穴から出てくる時期。
春一番が吹き、低気圧が到来。春の特徴の「荒れやすい天気」の日々が続きそうです。

菜の花はそんな時期に旬を迎えるお野菜。
12月から店頭ではみかけるものの、柔らかくて栄養満点の旬の始まりは「少し暖かくなってきたかな?」と感じた時です。

菜の花を初めに仕入れた際は、まずはシンプルに食べるのが一番^ ^
半束をさっとゆでて(1分ほど)、醤油と削り節で食べてみてください。

残りの半束で和食の定番「白和え」にしてみてください。

菜の花を美味しくいただくカギは「醤油洗い」です。

~菜の花だけの白和え~


■材料■
菜の花 1/2束(100g),
薄口しょうゆ(醤油洗い用) 小さじ1/2
木綿豆腐1/2丁(150g)
すりゴマ(白) 大さじ3
薄口しょうゆ・砂糖 各小さじ1/2
(お好みで)和がらし 適量

■作り方■
1.
木綿豆腐はキッチンペーパーで包み、重石を乗せて5分ほど水切りをする。
菜の花は根元を5mmほど切り落とし、半分に切る。
2.
鍋にたっぷりの湯を沸かす。
下の茎の部分を入れ、30秒後、上の花の部分を入れて、30秒後ザルにあげる。
流水をざっとかけて(氷水に浸すのがベスト)、粗熱が取れたらしっかり絞る。
薄口しょうゆをかけて手でなじませるように揉んで、再びしっかりと絞る。
3.
ボウルに1.の木綿豆腐を入れて、滑らかにすりつぶし、すりゴマ、薄口しょうゆ、砂糖を加えて、しっかり混ぜて白和え衣を作る。
食べる直前に菜の花を加え和え、器に盛る。

※お好みで和がらしを添えるのもおすすめです。

■備考■
・白和えのポイントは「水切り」
しっかりと豆腐から水分を出さないと、衣がシャバシャバになり、出来上がりの料理の味が薄くなったり、野菜に衣が絡みません。
・菜の花のポイントは「醤油洗い」
青菜の和え物を作ったら、きちんと水分を絞っているはずなのに、水っぽく仕上がったことはありませんか。
身を引き締め、味をぐんとよくするには「醤油洗い」がおすすめです。
薄く味をつけ、野菜の中の水分を出す効果があり、和え衣とのなじみもよくなります。

■+αの料理のツボ■
菜の花は油と相性のいい「βカロテン」が豊富。
ごま油かオリーブ油を小さじ1/2〜1ほど、盛り付けてから上にかけると、より栄養価を吸収でき、中華または洋食仕立ての白和えになります。

油を使ったアレンジも、ぜひ試してみてください。
菜の花の旬をすぎたら、ゆでたサヤインゲンやスナップエンドウに置き換えてもいいですよ^ ^

レシピ制作&文章:下川ゆみこ、大畑ちつる

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\6年間で4〜84歳まで 1500人以上指導/

MBS「ちちんぷいぷい」宇都宮まきさん指導
FMCOCOLO「SATURDAY AFTERNOON DELIGHT」レギュラー出演

やさい料理研究家 大畑ちつる

大阪出身。管理栄養士。
大学を入学を機に、上京。東京と大阪の料理の違いに驚き、大阪の食文化や栄養教育を研究すべく大阪市立大学大学院に入学。修了後は大阪市中央卸売市場に勤務し、野菜と果物に関するあらゆる知識を習得し、独立。世界で唯一、旬野菜と出汁に特化した「関西仕立ての和食(なにわ料理)」を教える「なにわの料理教室 健彩青果」を主宰し、2019年3月より屋号を「osakafoodstyle」に変更する。

テレビ出演やコラム執筆等、多方面に活動中。

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