レシピ
食物繊維・鉄分・カルシウムの含有量は他の野菜に比べてもトップクラスの「切り干し大根」
生の大根にはないギュッと濃縮された味。
料理初心者の方でも、ベテランさんでも、
今回は目からウロコの作り方をご紹介します。
\もちろん、なにわ仕立て/
切り干し大根の炊いたん
大人になったからこそわかる、おふくろの味。
和食のお惣菜の定番の味。
定番は最強です。
味の美味しさはもちろん、
カルシウム、食物繊維など、切り干し大根は栄養価も最強!
薄口しょうゆ&昆布の最強ダッグで
心を奪う「炊いたん」になりました。
■材料(作りやすい分量)■
切り干し大根(乾) 60g, ニンジン 1/2本(75g)
昆布 4cm(4g), 水 400cc,
a(砂糖・みりん・薄口しょうゆ 各大さじ1)
濃口しょうゆ 大さじ1/2
■作り方■
1.昆布だしを作る
昆布はハサミで細切りにする。
鍋に水を沸かし、昆布を入れて、火を消し、ボウルに移しておく。
2.
ボウルにたっぷりの水をはり、切り干し大根を入れて、もみ洗いする。
ザルにあけて、5分おいて、ふっくら戻す。
ココがポイント
定番は「たっぷりのお水に浸して戻す」です。 この方法だと、
切り干し大根を戻す時間がかかる、水を吸いすぎて煮汁が染みない、という欠点があります。
こちらは完全に切り干し大根を戻さず、表面に付いている水分を吸わせるという方法。
こうすることで、切り干し大根を戻す時間を5分に抑える他、うっかりたっぷり用意してしまった戻し汁を捨てることがありません。
ニンジンは厚めの千切りにする。
油揚げは熱湯を回しかけて油抜きし、幅を半分に切り、千切りにする。
3.
鍋にごま油を熱し、切り干し大根を入れて30秒炒める。
1.の昆布だし、ニンジン、油揚げ、aを入れて、落しブタをし、煮汁が軽く沸き立つくらいの火加減で10分煮る。
落しブタを取り、濃口しょうゆを加えて、全体を大きく混ぜ、火を止める。
蓋をし、できれば常温まで冷まして味を含ませる。
■備考■
コクと旨味を深めるため、油で炒めて煮る「炒め煮」にすることがポイント。
油で炒めることによって、口当たりをまろやかにし、特有の臭みを飛ばします。
最後に濃口しょうゆを加えることで、風味よく仕上げました。
濃い味にしたいなら煮汁が少なくなるまでしっかり煮てから、濃口しょうゆを入れてください。
“゜゚*+:。.。:+* ゚゜゚*+:。.。.。:+* ゚゜゚*+:。.。:+* ゚゜゚*+:。.。:+* ゚゜゚*+:。.。.。:+* ゚゜゚*+:。.。:
野菜の『本当の旬』を知り、
季節の訪れを楽しみながら、
最短ルートで和食が得意になる
なにわの料理教室 osakafoodstyle
今月も、お待ちしております^^