レシピ
今からビール会社が
・発酵レモンサワー
・麹レモンサワー
をリリースし、大人気だそうです。
実はそれに使う「レモン麹シロップ」は材料3つだけ、作業時間10分で作ることができます。
実物はこちら↓
レモン、米麹、砂糖のみで作ります。
作り置きできるシロップ、つまり保存食です。いつでも好きな時にチューハイにして飲むことができます。
一般的なレモンと砂糖だけで作るシロップに、麹商品をさらに加えることで
▶︎和食を中心とした旨味のある食事に
▶︎鮭おにぎりやだし巻きたまどなど、和の料理とぜひ一緒に
になります。
(キリンビール様の公式サイトに書かれていました)
シンプルなレモンチューハイも美味しいですが、米麹を使う….つまり和の要素を入れることで、和食と相性よく、日本人馴染みの味になるので、それはそれは、人気が出るのも納得です。
実はこのレモン麹シロップ、飲み物以外にもお料理にも使えます。
おうちで過ごす時間が長くなった今、レシピのレパートリーを増やしたいな〜と思っている方にぜひ作っていただきたいです。
このレモン麹シロップは、お砂糖やみりんの代わり、つまり調味料として使えます。
「いつも砂糖を使っている胡麻和えを、今日はレモン麹シロップで作ってみようかしら?」、なんてアレンジができるので、おうちでお料理を作る楽しみが増えます。
レモンに含まれる酸っぱさの主成分「クエン酸」は疲労感をやわらげる機能があり、爽やかな味わいで気持ちをすっきり元気にしてくれます。
おうち時間が長くて気分が落ちた時にも、おうち時間をもっと楽しく過ごしたい時にも、あると嬉しい作り置きできる「レモン麹シロップ」です。
■材料(作りやすい分量)■
レモン 1個(100g), 砂糖 100g,
米麹 10g
■材料選びのポイント■
・海外産のレモンの場合、しっかり外皮を洗ってください。
洗い方は
レモン1個に対して塩小さじ1をすりこむ
↓
流水で洗い流す
↓
食器用洗剤(サラヤのヤシノミ洗剤など天然成分100%のもの)で洗う
↓
流水で洗い流す
・砂糖はグラニュー糖や上白糖など、粒子が細かく、溶けやすいものを使ってください。
粉砂糖は甘ったるくなり、料理には向かず、コスパが高いのでおすすめしません。ハチミツ は酵素が入っていて発酵してしまうため、シロップ作りにはむいていません。
・黒砂糖を使いたい方はグラニュー糖:黒砂糖=1:1の割合で作ってください。
◾️作り方◾️
1.=レモンの下ごしらえ=
レモンは外側を洗い、縦半分に切る。種をとって、横からスライスにする。
2.=仕込み=
熱湯消毒した瓶に砂糖、レモン、砂糖、レモン….と交互に重ね入れる。最後に米麹を入れる。
3.=保存=
直射日光の当たらない室内の暗い場所に2週間置く。
1週間は1日1回蓋を開け、スプーンなどでそこからすくいあげて、均一に混ぜる。
2週間後から飲めます。
3週間後にはよりまろやかになって美味しくなります。
3週間後以降は味は特に変わりません。
常温保存で1ヶ月以内、冷蔵保存で半年以内に使い切ってください。
インスタライブで作り方をご紹介しました
ライブで30分ほどお話ししたのを、15分ほどに編集しました。
レモン以外に、ブドウや生姜で作ったアレンジ版もご紹介しています。
実は….私は甘い飲み物は飲みません。
たまにレモンチューハイを飲むこともありますが、レモン麹シロップを作ったのは興味本位です。
テレビCM「麹レモンサワー」で、レモンと麹が漬け込まれている映像を見たのがきっかけです。
当料理教室では味噌作りレッスンをしたり、私自身は塩麹を手作りしたりして、米麹を使って調味料を好きで作っていました。
そのテレビCMを見て、生のレモンを麹と合わせてシロップができるのを知り、衝撃を受けました。
「これどうやって作るん?」と不思議に思い、単純にネット検索をすると、作り方がいくつかネットに散らばっていました。
意外と既に作っておられる方は多いようで、それぞれ作り方がありました。いろんな方の作り方を拝見して、試行錯誤しました。念のために(?)味覚が敏感な4歳の姪に味見してもらい、
大好評でした。
(女子は小さい時からすっぱ甘いものがすきなのかしら?)
米麹が入っているおかげで、砂糖の甘みがやわらかくなっている気がします。おかげで、甘ったるい味が苦手な私も、私の姪も美味しく味わうことができました。
米麹にはデンプンを分解する酵素アミラーゼが入っており、お米を分解してブドウ糖を作ります。だから、甘酒は砂糖不使用ですが、甘いですよね。
私が調べたところによると、砂糖(グラニュー糖)の99.5%はショ糖です。ショ糖をブドウ糖と果糖に分解する酵素はスクラーゼというのですが、米麹はスクラーゼを持っていないようです。
参考文献 >>
だったら、なぜあのまろかな味わいになるのだろう??と不思議です。理由が解明されたら、また報告しますね!
理由をご存知の方がおられたら、ぜひ教えてください^ ^
さて、甘い飲み物が苦手な私が、なぜこれほどまでに皆様にレモン麹シロップを推しているのかと言うと
おいしいレモン飲料の素材になるから
クエン酸を手軽にとれて健康作りに役立つから
はもちろんですが、一番大きな理由は
おばんざい作りの調味料として使えるから
です!私が料理作りで一番大切にしていることは楽しいという気持ちです。
なるべくたくさんの方々に、自分の手で料理を作るスキルを持ってほしい。
料理は自分で作らなくても、外で手軽に買えて空腹が満たされてしまう時代。生きる上で、食事作りはなくてはならないスキルではなくなりました。
それでも、私は自分の手で料理を作ることができる人を増やしたい。
そのためには楽しいからついつい料理をしてしまうという感情をもってもらえたらと思ってます。
その楽しいを生むのが保存食作りであり、レモン麹シロップはその1つです。
前段で紹介したレモン麹シロップができあがったら、炭酸割りなどのドリンクを試していただき、その次はぜひおばんざい作りに進んでもらえたらと思います。
レモン麹シロップ使用!
おばんざい3レシピ
8/14にインスタライブでご紹介しました。
動画を参考に、下のレシピで作ってみてください。
いつもの和食がレモン風味になって、蒸し暑い夏や、気分転換したい時にぴったりの爽やかな味わいになります。
麺つゆ
1.
耐熱容器に熱湯100cc、昆布1g、削り節1gを入れ、蓋をして15分以上置く。
2.
薄口しょうゆ小さじ2、レモン麹シロップ小さじ2を加えてまぜる。
ごま和え
1.
すりごま大さじ1、薄口しょうゆ大さじ1/2、レモン麹シロップ大さじ1/2を混ぜて、和え衣を作る。
※動画では炒りごまをすって使っています。
2.
キュウリを蛇腹に切り、1%の塩水に5分浸し、あく抜きをする。流水で洗い、ペーパータオルで水気をふく。
3.
キュウリを1.の和え衣で和える。
point
・動画では水ナスで作っていますが、あく抜きの方法はキュウリと同じです。
・1%の塩水は、水300cc、塩小さじ1/2を合わせるとできます。
・食材に和え衣を合わせる前に、「食材の水分をふく」は重要です。水が残っていると、料理の味が薄くなります。
お浸し
1.
耐熱容器に熱湯150cc、昆布1.5g、削り節1.5gを入れ、蓋をして15分以上置く。
2.
薄口しょうゆ大さじ1、レモン麹シロップ大さじ1を加えてまぜる。
3.
キュウリを蛇腹に切り、1%の塩水に5分浸し、あく抜きをする。流水で洗い、ペーパータオルで水気をふく。
4.
キュウリを1.の浸し地に浸す。30分以上、冷蔵庫でしっかり浸して食べるのがおすすめです
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やさい料理研究家・大畑ちつる
youtubeチャンネルはこちら>>
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concept
「いつか料理上手になりたい」
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野菜づくしの
『大阪のおばんざい』をまなぶ
なにわの料理教室 osakafoodstyle
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