レシピ
タケノコの原点は実は中国。
なにわ料理の「出汁が煮含まった味わい」はタケノコと相性がよく、若竹煮はぜひ日本人全員の十八番料理にしてもらいたいほどです。
が!
酢豚、春巻きなど中華料理でもよく使われて炒るように、ピリ辛な味にも向いた食材です。
ということで、今回は麻婆味のタケノコ料理をご紹介します。
豆板醤は使いません。
なぜなら、添加物が多く入っている商品が多いためです。
今回は中国の山椒である「花椒」を使います。
もしお持ちでないなら、少量しか使わないので、お持ちの豆板醤でも構いませんし、同じ辛味調味料の「柚子胡椒」も代用できます。使い方は「備考欄」をご参照ください。
ぜひ作って見てくださいね。
調味料2つで作る、麻婆タケノコ
■材料(2人分)■
タケノコ 1本(300g), 新玉ねぎ 1/2個(100g)
豚ひき肉 150g, 昆布だし 150cc,
花椒(ホワジャオ) 大さじ2
ごま油 大さじ1, おろしショウガ 小さじ1
a(薄口しょうゆ・オイスターソース 各大さじ1)
水溶き片栗粉( 片栗粉 大さじ1/2, 水 大さじ1 )
■作り方■
1.
タケノコは
穂先長さ4cmほどを8等分のくし切りに、その下を5mm幅の半月切り(大きければ いちょう切り)にする。
新玉ねぎは、高さ半分に切り、端から厚め(2mmほど)のスライスにする。
花椒はフライパンで1分ほど中火で乾煎りし、香ばしい香りをつける。
2.
フライパンを熱し、ごま油大さじ1/2をいれ、タケノコを入れる。両面をこんがり焼いたら、お皿に取り出す。
※タケノコに焼き色をつけて、「香ばしい味」を作ります。
残りのごま油大さじ1/2とショウガを入れ、弱めの中火にかける。香りが出たら、豚ひき肉を入れる。8割ほど火が通ったら、aと焼いたタケノコを入れる。
3.
しっかり炒め合わせたら、昆布だしを注ぐ。煮立ったら、水溶き片栗粉を加えて、とろみをつけ、火を消す。器に盛り、花椒を振る。
■備考■
タケノコの白い塊は「アミノ酸」です。旨味の塊なので、洗い落とさないでください。
2.でタケノコをちゃんと焼くことで、香ばしい味ができ、より深みのある味わいになります。
豚肉を炒める際は、完全に焼けた所に調味料を入れると、豚ひき肉に味がしみこみません。ある程度赤みが残って炒る状態で、調味料を入れて、しっかり炒め合わせてください。
=豆板醤を使う場合=
最後に花椒を振る工程は省き、豚ひき肉を炒める際に、豆板醤を入れてください。
=柚子胡椒を使う場合=
最後に花椒を振る工程は省き、水溶き片栗粉を入れる前に、柚子胡椒を入れてください。香りが命の調味料なので、グラグラ煮るのは禁止です。
■+αの料理術■
実は、タケノコではなく、豆腐で作っても十分美味しいです。
2.のタケノコを焼く工程を除き、昆布だしを入れる際に、豆腐も一緒入れます。しっかり水切りしてからお使いください。豆腐の大きさは、フライパンに入れてから、木べらで切って調整してください。
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