レシピ
おからは漢字で書くと、「御殻」です。
豆腐作りで残った大豆の「絞りかす」、つまり大豆の「殻」の部分ということで、「おから」という名前がついたそうです。
見た目がウヅキのお花「卯の花」に似ていることから、「卯の花」とも呼ばれるようになりました。
産業廃棄物とまで言われて、邪険にされたおからを、昔の方はお花に見立てるって感性が美しいですね。
今では、おからと野菜の炊いたんを「卯の花」と呼ぶことが多いです。
今回は、薄口しょうゆ、昆布と干し椎茸の出汁を使い、しみじみしたなにわの美味しさを味わえる卯の花レシピをご紹介します。
美味しい卯の花を作るコツは
・おからの水分を飛ばすために乾いりする
・具材の大きさを揃えて切る
・濃い出汁で煮る
→「濃い」とは醤油が多いのでありません。昆布だけの出汁だと、ぱっとしない味になります。干し椎茸、そして動物性の食材を使って、深い味の出汁を使うことが大切です。今日は作りやすいように豚肉を使いました。ちなみに料亭でよく使われるのは「アサリ」の出汁です。
なにわ風しみじみ卯の花
■材料(作りやすい分量)■
豚ひき肉 100g, 酒 大さじ1
おから 200g
ニンジン 1/2本
干し椎茸 3枚(約10g), 昆布 2cm長さ(3g)
こんにゃく 1/4枚(75g)
a(薄口しょうゆ・みりん・砂糖 各大さじ2)
■作り方■
1.干し椎茸と昆布の出汁をとる
耐熱容器に干し椎茸と昆布を入れ、熱湯300cc強注ぐ。フタをして、15分以上おく。
干し椎茸が戻っていることを確認できたら、昆布と干し椎茸を取り出す。
※前日にこの作業をしておくと、しっかり干し椎茸が戻っていて、作るのが楽になります。
2.野菜を切る。
全ての素材の大きさはなるべく切り揃える。
ニンジン、コンニャクは幅5mm、長さ4cmの千切りにする。
※切り方は備考欄
干し椎茸は石づきを切り落とし、端から薄切りにする
3.おからを乾煎いりする
フライパンを中火にかけ、おからを入れる。底に焦げ付かないように、木べらで混ぜながら、3分ほど煎ったら、一旦お皿に取り出す。
4.
テフロン加工のフライパンに豚ひき肉、酒を入れて、火にかける。木べらで混ぜながら、色が変わったら、全ての材料を入れ、時々混ぜながら煮汁がなくなるまで、時々混ぜながら15分間煮る。
■備考■
ニンジン:縦4cmに切り、5mm幅の板状に切る。縦長において、端から薄切りにする。
コンニャク:まな板に横長に置き、横の長さを半分に切る。厚みを半分に切る。横長において、端から薄切りにする。
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