レシピ
タマネギは、いつ収穫されたかによって3種類に分類することができます。
6〜7月に出回るのは「晩生(おくて)」は、2〜4月の「極早生」、5〜6月の「早生」に比べ、最も糖度が高いです。
今出回っている「晩生タマネギ」は、新タマネギの部類に入りますが、
5月が旬の新玉ねぎと比べるとやや水分が少なく、甘みが高くなっているので「夏タマネギ」と表現します!
タマネギ農家さんは7月までに玉ねぎを収穫し、
タマネギ小屋に玉ねぎを吊るし、長期保存します。
長期保存する前の、収穫したてのタマネギは 生でも食べやすい
ので、火を極力伝いたくない夏の調理にはぴったりです。
みずみずしい”新タマネギ”を味わえるのは、7月まで!
9月から冬にかけては、1ヶ月以上保存されて、水分が減り、味が凝縮された普通タマネギが主流になります。
今回は今季最後のみずみずしいタマネギと、
大阪にゆかりのある魚「サバ」を、作り置き可能な豪華お浸しにしました^^
〜夏タマネギと塩鯖のトマト酢浸し〜
■材料(4人分)■
塩鯖 2切れ(1尾分),
ミディトマト 3個(またはトマト大 1個)
タマネギ(6〜7月に採れたもの) 1個(200g)
酒 大さじ2
a(酢 大さじ4, 砂糖 大さじ1, 薄口しょうゆ 大さじ1/2)
お好みですりおろしショウガ
■作り方■
1.
タマネギは横半分に切り、縦に繊維に沿ってスライスする。
トマトは8等分のくし切りにする。
(トマト大の場合は、それをさらに半分に切る)
深さのある保存容器にタマネギ、トマト、aを入れて合わせる。
2.
塩鯖は半分に切り、アルミホイルに並べる。
1切れずつに酒をまわしかけ、アルミごと魚焼きグリルに入れ、香ばしく焼く。
焼けたら1.に入れて、全体を大きく混ぜる。
食材と空気が触れないように、食材にピタッとラップをしき、冷蔵庫で30分以上置く。
3.
器に汁ごと盛る。
塩鯖の臭みが目立つ場合は、すりおろしショウガを添える。
冷蔵庫3日保存可
夏の作り置きにどうぞ^ ^
■備考■
出来立ては、タマネギやトマトから水分がほとんど出ていないので、浸し地の量が少ないです。
しばらくおいて、野菜から出る旨味たっぷりの水分をサバに染み込ませます。
塩鯖の臭みをなるべく消そうと、始めからすりおろしショウガを入れてしまうと、タマネギやトマトの味が薄れてしまいます。必要に応じて、ショウガはお使いください。
■+αの料理術■
塩鯖そのものに塩分がしっかり入っているので、
浸し地の塩分として、薄口醤油大さじ1/2しか使っていません。
しおさば、サバ、たまねぎ、玉ねぎ、玉ネギ、玉葱、生姜
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野菜の『本当の旬』を知り、
季節の訪れを楽しみながら、
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なにわの料理教室 osakafoodstyle
今月も、お待ちしております^^